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新数学人集団(SSS)の時代 ノート4

SSSのメンバーは極めて雑多であることが指摘され、その雑多というのは土地と階層の双方においてのことと言われています。土地において雑多というのは、全国各地に会員が散らばっているということを指していると思います。階層において雑多というのは、これだけでは意味を汲みにくいのですが、先を読むと、会員の中にはいろいろな人がいるというほどのことにすぎないことが判明します。いろいろな人として、次のような分類が示されています。

大学教師
上級研究者(これはよく意味がわかりませんが、大学教師ではなくても、大学院の特別研究生のように経済的に恵まれた立場の人のことでしょうか)
下級研究者(これもわかりにくいのですが、経済的な支援のとぼしい学生のことかもしれません)
居心地のよい研究者(具体的にはどのような人のことなのか、わかりません)
胸の悪いほど居心地のよくない研究者(ますますわかりません)
教師になろうとしている学生(教師というのは大学の教員のことであろうと思われます)
学生になろうとしている教師(これはまったくわかりません)
研究者になろうとしている学生、どっちにもなりたい学生(これもわかりませんが、教師であってしかも研究者でありたいと思う学生ということのようで、それなら大学教師になりそうに思います)
どっちもおもしろくない学生(数学は好きだけれども教師にも研究者にもなりたくないということでしょうか)
中学・高校教師
教師としての研究者
教師が不愉快で研究者たらんとする教師
不安におののく都会の研究者
断固たる目標のもとに組織し研究し組織する英雄
変りもの
わからずや
何にでも無茶をいうやけくそ分子
地道な分別者
アナーキスト
レーニン主義者
人民主義者
実存主義者
生活主義者

最後のほうは単にそんな人もいるというだけのことで、もう分類になっていないような気もしますが、言葉遣いにどことなく昭和30年前後の時代が感じられます。
 雑多性の指摘に続いて、「SSSの目標」が明記されています。目標は「この国の数学の民主的な全面的発展」にあり、全面的というのは、純粋から応用まで、初等から高等までを意味していて、そのために全国各地の大学の学生が一堂に会して自由な討議が行われることが望まれています。
 SSSの正体はまだわかりません。

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