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関口先生顕彰碑2


           関口先生顕彰碑2

       関口先生の業績をたたえる言葉。
       顕彰碑に向って右側に立っています。
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関口開先生顕彰碑1


        関口先生顕彰碑1

    関口開先生顕彰碑
    金沢市の尾山神社の境内にあります。

尾山神社は加賀藩の祖の前田利家を祭る神社ですが、すぐ近くに尾崎神社というのがあります。こちらには加賀藩第三代藩主が祭られています。

石川県加賀の数学2 「関口文庫」閲覧

金沢市立玉川図書館と近世資料館は同じ敷地内に並んでいますが、どちらがどちらの附属という関係ではなく、別々の建物でした。もっとも廊下でつながっていて、行き来は自由ですので、全体としてひとつのように見えることは見えました。
近世資料館では「関口家由緒書」と「関口開略歴」の写しを閲覧しました。「由緒」はマイクロフィルムができていましたので、印刷してもらいましたが、くずし字で書かれていますので読むのがむずかしそうです。関口先生の直筆です。「略歴」はマイクロフィルムがありませんので、コピーを作成してもらいました。こちらは昭和16年に書きうつされたものですが、楷書でていねいに書かれていますので、十分に判読可能です。これを一読するだけでもいろいろな事実がわかりました。あとひとつ、関口先生が編纂した「触留(ふれどめ)」という文献があります。全部で6冊で、読み難い字で書かれていますので内容がわからないのですが、ともあれ手元に置きたいと思い、マイクロフィルムがあるということですので印刷を依頼しました。全部で413枚もあり、時間がかかりすぎますので、その間に県立図書館に出かけてきました。
 県立図書館は尾山神社の近くにあります。尾山神社の境内には関口先生の顕彰碑があるということですので、探索を試みたのですが、すぐに見つかりました。とがった鉛筆のようでもあり、ロケットのようでもあり、おもしろい恰好でした。しばに関口先生の業績をたたえる文言を刻んだ石碑がありましたが、剥落した箇所もあったりで、読み取るのは困難でした。
県立図書館では「関口文庫」を閲覧したのですが、申し出たところ、縦が1メートルほど、横幅が30センチほどのごく小さな箱が運ばれてきました。蓋をあけると小さな和紙の冊子が何十冊も詰まっていて、これがつまり「関口文庫」のすべてなのでした。冊子の末尾に、何年何月にこれを編纂したとか、何年何月に翻訳が成ったとか、直筆で記入されていました。これには非常に感動しました。
「関口文庫」には、関口先生という人物を通して洋算が日本に移植されようとする道筋が具体的に示されています。本当に小さな文庫ですが、日本におけるヨーロッパの近代数学の源泉がここにあるという思いでした。

石川県加賀の数学1 金沢まで

石川県加賀出身の数学者、関口開(せきぐち・ひらき)の足跡の調査を思い立ち、金沢市にやってきました。多少の下調べをしてきたのですが、四か所ほど、出かける先の目星をつけました。
ひとつは尾山神社で、境内に関口開の顕彰碑があります。
 もうひとつは金沢大学の附属図書館です。
 もうひとつは金沢市立玉川図書館・近世資料館です。玉川図書館の中に近世資料館があるのか、別個の建物が同じ場所に並んでいるのか、詳しい消息は不明なのですが、近世資料館には、

  「関口家由緒書」(関口開編)
  「関口開略歴」の写し

があります。後者の「関口開略歴」の写しは昭和16年に刊行されたものですが、オリジナルは関口開本人が執筆したようでもあります。あと、「触留」という文書が所蔵されているようで、「関口開編」となっているのですが、これはどのようなものなのか、見当がつきません。
 最後に、石川県県立図書館には「関口開文庫」というのがあり、関口開の著作が揃っています。関口開の著作や翻訳の書名は承知していますが、すべての実物をいっぺんに概観するのは貴重な体験と思います。
 関口開は日本の近代数学のはじまりのころの消息を知るための鍵を握る人物です。諸事実が明らかになりましたら、「高木貞治とその時代」というふうな著作を書きたいと念願しています。

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Author:オイラー研究所の所長です
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